大切なのは引き算
人生で何かを始めようとする時、無意識のうちに足し算だけで物事を考える事が多いと思う。
例えば「ダイエットを始めよう」という事を例にあげたとしてダイエットを始める事を決意した人が考えるのは
「1日の摂取カロリーは◯◯までにするというチャレンジをしよう」
「運動をしよう」
「筋トレをしよう」
「1日水を◯リットル飲む事を目標にしよう」
「毎朝体重計に乗って日々の体重をメモしよう」
「タンパク質が大事みたいだからプロテインも飲んでみよう」
など。
もちろん足し算でいくつかの項目を出す事はとっても素晴らしい事には変わりなく自分自身その様に決意される人を尊敬しています。
だけど
足し算と同じくらい、むしろそれ以上に大切な事は
人によっては大好きな甘いチョコレート、アイス、甘い飲み物、必要以上の間食、お酒などの欲と存在を根本的に消す、引き算が最重要
半年で2〜3キロ スムーズに痩せるなどが目標ならそこまで厳しい設定にする必要は無い場合もあるけれど
それらの捨てるべき欲の存在を消してないのに足し算思考だけでダイエットに挑むと比較的途中でダイエットをやめてしまうケースが俺が見てきた世界では多い
そして、
ここ1年ほどダイエットを決意したファンの子達、関係者、友人からありがたい事に沢山の質問をいただける機会が増えまして、俺にアドバイスを求めてきてくれる。
その中で俺なりに自分自身の経験を踏まえつつ最新の科学的根拠に基づいたアドバイスをした後の返事でごくまれにくるのが
「、、でもダイエットしたら空腹で仕事中の集中力が落ちるからなあ、、、、」
※最新の脳科学では空腹状態の方が集中力が長続きするという結果が立証されています
「頑張り過ぎたらそのうちリバウンドしそう」
または
「でも、◯◯が今の自分の体型気に入ってくれてたなあ」
など、相談に来たにも関わらず色々とやらない理由を語り出す。
(そう言った人達を攻撃したいわけではないからね)
他には
運動すると決意したもののいざやるべきタイミングが来たら
「運動ってやっぱり疲れるもんな、、」
もしくは
「後日にしよう、、、」
そういう人達も俺の言い方ではダイエットを決意するという足し算をしたけれど、ダイエットをする為にいらない感情を捨てる引き算をしないまま挑戦しようとしてる事になる。
ダイエットは身体から余計な物を無くす、引き算なんだから脳内にあるいらないものも一緒に引き算しないとね。
他の事で例えるなら
仕事で集中する時も同じ事が言える。
「集中する」って事は言い方を変えたら、
「今やってる事以外はしない」という意味。
している事以外の情報は全て捨てる、というのが最重要でそれもまさに引き算も取り入れた話しだと思う。
少し話がそれるけど結局の所、1番大事なのは
「自分がどうなりたいか」
が大事なわけで。
「全て今のままでオールOK!!!!」
と魂の底からその人が想ったならもちろんそれで良い。
俺は裁判官じゃないから人それぞれに人の数だけ答えがあるのが大前提で俺が「良い」「悪い」と上から物申すのは根本的にお門違いだ。
でも魂の底から決意したタスクに結果を残してやり遂げると決めたなら引き算が重要という話
もれなく人間の脳には行動しようと決意する時に必ず、省エネモードを推奨し最優先して行動を止めに入るブレーキ機能が発動するからね。
だけど
あえて何度も言うけど本当に魂の底から自分の状況を変えたいと想ったのなら、やらない理由を捨てなさい。
外に出ない理由はもう探すな。
「脳内断捨離」
お互い楽しみながら一緒にしていこう
「楽しみながら」ってのが絶対に大事なんだ。