音楽との出会い
今回は以前の記事で書いた【中学校時代の記憶】の話の続きを語ります。
あの頃まだ何もかもが未熟で自信を無くしかけてた俺は姉が借りてきた1枚のCDを何気なく手に取る。
「白と黒と灰色の彩で表現されて差し色にピンク色が入ったカッコいいジャケットだなあ」
そう
そのCDとはL'Arc-en-Ciel様の「HEART」
そのまま俺はなんとなくCDプレイヤーに入れて聴いてみた
そして直ぐに衝撃が走る
そこには眼で見える景色よりも広い世界が俺には見えた
魂が震えドキドキが止まらない
今までテレビゲームをしたりプラモデルを作っていた時の衝撃とは俺の中でまた1つも2つも上の別次元の感覚で、毎日同じ様な狭い世界で生きる俺に壮大な景色を見せてくれた
そこからは
学校が終わって家に帰って毎日毎晩ヘッドホンをして押し入れに入って瞳を閉じて「HEART」を聴くのが毎日の唯一の楽しみだった
「LORELEY」で始まり「あなた」で終わる
俺にはあのALBUM全曲で1曲って解釈で
「LORELEY」を再生してすぐに流れる心地良いノイズの様な音の後に夜の森の中にいる感覚が訪れピアノが鳴って....映像は無いのに瞳を閉じれば壮大な景色が見えてくる
この開始数秒聴いただけで今でも鮮明にあの頃のドキドキが甦る
音楽って本当に不思議だ。
そしてその衝撃の後すぐに夏休みに入って吉祥寺から母の故郷福島の船引で暮らす祖父母の元へ夏休み中だけ暮らしに行く
そこでミュージックステーションで曲を披露するL'Arc-en-Ciel様の姿を観て更に衝撃が走る
「俺はこの方々の様にステージに立つべき人間なんだ、俺はこれで生まれ変わる」
あの日の夜の決意も今でも鮮明に昨日の事の様に覚えてるよ
魂の直感で「俺はGuitaristなんだ」と
ステージでGuitarを奏でるken様、当時その映像を録画したビデオ、信じられないくらい繰り返して観てたなあ
その後夏休みが終わり東京に戻りまた中学生活が始まるんだけど学校の休み時間の会話は
「L'Arc-en-Ciel 知ってるー!?!?」
とか
「Guitarとかバンド興味あるやつ知ってるー?」
って会話を色々な人に一方的に話しかけてたよ。笑
そこでクラスメイトの誰かが言ったのが
「隣のクラスのミタニって奴がBassやってるみたいだよ」
という情報を入手する。
この話の続きはまた次の機会に
今回も最後まで読んでくれてどうもありがとう。